双子の成長は、私たち親子の関係に大きな影響を与えてきました。
二卵性双生児のレイとレオの成長に伴う親子の変化や気づきを、私たちの経験を通して紹介します。
生後3カ月までの過酷な日々
成長を実感するというよりは、日々何とかこなしている感覚で、眠気と疲労感をどうしのいでいくか。夫婦で葛藤していた気がします。
子供が可愛いと思えない。
夜中、眠いのに、何をしても泣き止まない時には、放っておいて逃げたくなることが何度もありました。
もし、この頃に自分が1人で子育てをしていたら・・・
ニュースになる様な事になっていてもおかしくない。
それほど必死で日々をこなしていました。
乗り越えられたのは、双子なので夫婦2人で一生懸命支え合ってきたからです。
自分だけじゃない・・・ これは、本当に大きな支えになります。
双子の成長と親の関係性
生後3カ月までの過酷な日々は、夫婦の関係がより深まるきっかけとなりました。
上記の経験をして、育休を取れる方は、絶対に取る事をお勧めします。
3カ月が過ぎ、子供が徐々に、寝返りや反応をするようになってからは、親も生活リズムができ余裕が出てきました。 (余裕が出てきた!と自分に言い聞かせてただけですが・・・)
双子それぞれの個性を尊重した育児
双子の育児において重要なのは、それぞれの個性を尊重し、個別に対応することです。
例えば、レイはアクティブで外で遊ぶことが大好きですが、息子のレオは内向的で臆病な性格です。
ご飯は共によく食べますが、レオの方が身長が高く、体重も1kg位大きく成長しています。
レイの方が肌が乾燥したり、かぶれたり。 レオはよだれをずっと垂らしてます。
それぞれの個性に合った関わり方を見つけることは、始めは難しかったけれど、 気になった事は、遠慮せずお医者さんに聞いたりした事で、関わり方を見出してきました。
比較せずに、個性を理解し尊重することは、子供との良好な関係を築くための鍵となっています。
親の心理的変化と成長への影響について
双子の成長に伴い、親の心理も大きく変化します。 特に、双子の場合は一人の子供を育てるよりも負担が増えることがあり、ストレスや疲労感を感じることも少なくありません。
1歳半を迎えるまでを振り返ると、
眠気・疲労感から本当に辛い3カ月まで
成長をなかなか実感できずいつまで続くのか先が見えない半年頃
8か月頃に、保育園へ預け自分の時間が出来るようになるも、色々貰ってきてずっと風邪で病院通いスタート。家族総体調不調の時期でもありました。
出来る事が増えてきて、一気に成長を実感しだす1歳以降
で今に至る。
そんな中、子供が親を見て成長していることを感じます。
夫婦で険悪な時は、子供もゴネたりする事が多く、 楽しそうにしてると、子供も笑顔が多い事が多い気がします。
色々ありますが、どう育って欲しいのか、どう過ごして欲しいのか考えて自分たちが実践する様に心がける様にしてます。子供が成長する過程で、与えたものが返ってくることを実感しますね。
親の学びと成長
そういう経験を経て、双子の育児は、親自身も成長する機会だな。って思います。
例えば、双子の個性や興味を理解することで、親も自分自身やパートナーとの関係性を考える機会を得る事が出来ます。
双子の成長は親子だけでなく、親自身の成長にもつながるものであり、その過程で双子と共に成長していくことが大切だと考えています。