育児は、喜びとともに多くの挑戦も伴うものです。
双子のお父さんとして、最初の数か月は特に厳しいものでした。
生まれて間もない赤ちゃんたちの世話に追われ、睡眠不足が続く中での悪戦苦闘は、想像を絶するものでした。今回は、そんな中で特に辛かったベスト3をご紹介します。
1. 生命の尊さに触れる
双子の育児を始めに直面したのは、生命の尊さを感じることでした。
赤ちゃんが小さな体でいかに頑張って生きようとしているか、その姿を見るたびに親としての愛情や責任を強く感じます。
と同時に、自分のちょっとしたミスでも生命の危機を迎えるかもしれない危うさも感じます。
息してるかな? 吐き戻してないかな? 寒くないかな? 元気かな?
気にしすぎて、勝手に疲弊します。
慣れるまで、気が休まる日は無かったですね。
赤ちゃんの元気な姿を見るたびに、安心する反面、泣かれてどうしていいのか戸惑いもありましたね。
2. 寝不足の苦労
次に直面した事は、寝れない。。。って事です。
特に夜間の授乳やお世話が大変でした。
通常、3時間おきにミルクをあげる事になっているんですが…
飲み終わってから、3時間後。ではなくて!
飲み始めから、3時間後に次のミルクをあげるって事です。
分かりますか?
ミルクをあげるって、書くと簡単に感じますが、
おむつを替える・ミルクを作る・あげる・片付ける・寝かしつける
が、ミルクをあげる時間です。
それが、3時間毎にやってきます…
ミルクの飲みが遅い時、飲んだけど、吐き戻して服を着替える必要がある時、
替えたばかりのおむつから、ブリブリブリ…って聞こえた時、
なかなか寝付かない時・・・間違いなく発狂します。
これを、1人ずつやってたら、次のミルクの時間が来ますから、双子は必然的に、夫婦で2人同時進行になります。
ミルクをあげるたびにおむつ替えや授乳、寝かしつけなどの作業を繰り返すことが、24時間中3時間おきに続く厳しい現実でした。
子供が寝ている間に休むことができる貴重な時間がありますが、その時間を有効に活用するために、倒れるように眠る技術を身につけることが重要ですね。
3. 身体的な負担
双子の育児は、身体的な負担も大きかったです。
抱っこやお風呂など、体を使う作業が2倍。
慣れない姿勢で体のバランスが崩れたり、日ごろ使わない筋肉を使ったり、腰や腕が悲鳴をあげます。
体を休めたくても、夜間の授乳やお世話で疲れた状態で、子供の横で添い寝しながら寝たり、しっかりと休まる事は無く、腰痛や疲れを癒すために夫婦で交代でマッサージに通ったり、腰痛の塗薬、飲み薬、コルセットなどを試みる日々でした。
これらの経験は大体3カ月位続きます。誰に聞いても、運で3か月間の記憶がない。。。
って言われた事を今でも覚えてますが、自分もハッキリと思い出せません。
これから双子の育児をする方々には、決して楽な道ではありませんが、その苦労や努力が報われる瞬間を大切にし、親としての強さや愛情を持って乗り越えていただきたいです。
また、後日大変な時期に助かった、人の意見やアドバイス、育児グッズ、考え方など思い出した順に書かさせて頂きます。
ご覧頂きありがとうございました。